経営資源の持つ能力を最大化するために誕生

株式会社ジェーエムエーシステムズ(JMAS)は、日本能率協会(JMA)グループの一員として、4つの経営資源である、人・モノ・金・情報のうち、「情報」に関して経営革新を推進するためのシステムパートナーとしての役割を担っています。
母体となる社団法人日本能率協会が誕生したのは1942年。設立以来、企業の経営上の課題解決を支援する「経営革新の推進機関」として活動を展開してきましたが、やがて専門別に分社発展し、10の法人からなるグループを形成するまでになりました。1,700人のプロフェッショナル集団がマネジメントに関するサービスを提供しています。
JMAでは、1960年にコンピュータ利用の研究を目的として、コンサルティング部門の中にEDP研究所を創立しました。その後、1969年にコンピュータ事業部へ発展し、JMASは1971年に分社設立されました。以来、JMAのDNAを受け継ぎ、お客さまの経営の効率化に情報システムで貢献し続け、さらに近年では、経営の意思決定支援システム、ネットワークレベルの戦略型システムの構築を行うなど、企業の自己革新と成長戦略を担いつつ、自らも成長に向けた自己革新を続けてきました。
JMAグループのDNA「集団天才」とは
JMAグループには独自の文化が根付いています。「さん」づけもその一つです。今でこそ、いろいろな企業で「さん」づけを採り入れていますが、JMAでは戦後間もない1946年に他企業に先駆けて採用しました。一人ひとりが独立したプロフェッショナルであるという尊敬の気持ちが根底にあり、メンバー同士が職位やキャリアを問わず対等な立場で議論し合える組織風土の醸成に役立っています。この例に限らず、常に時代を先取りすることがDNAになっています。
また「集団天才」もJMAグループを特色づける文化の一つです。個々人がプロフェッショナルとして専門能力の自己研鑽に励めば、集団として相乗効果が出る、有機的に組織されれば、それこそ天才的な能力を発揮する、という考え方です。
集団の中で、自分の役割が何かを考え、把握してはじめて個々人の能力も発揮できます。また自己研鑽に関しても、本やセミナー、通信教育などの座学だけでなく、現場での人との関わり合いの中でリーダーシップをはじめとする人間性を磨く必要があります。異業種との交流の中で客観的に自分を見つめ、弱みを克服し強みをさらに強くしていくことが大切です。こうして研鑽を積み、集団内で相互に刺激し合って成長していくことこそ「集団天才」であると考えています。
企業グループとして「集団天才」になる
2011年4月、JMAグループの株式法人4社はJMAホールディングスを親会社とする持ち株会社へと移行しました。これには、複数企業がより強固で緊密な結び付きを持つ集団を形成し、個ではなくグループによる「集団天才」として、より大きな力を発揮していこうという狙いがあります。
これまでは、同じルーツを持ちながらも、分社化を通じて各法人が独自に発展を遂げてきました。その一方、組織が拡大し、分社化以降入社した社員が増えたことで、法人間でコミュニケーションギャップが発生するといった問題も顕在化してきました。ホールディングス体制への移行は、これを改めJMAグループとしてのシナジーを最大限に発揮し、単独企業ではなしえなかった新たな企業価値を創造していこうという意思を明確に示したものです。
具体的には、新たに①経営とITの連動による新しい価値創造、②アジアの発展に向けたグローバル化対応支援、③産業界の発展に向けた官公庁による政策の支援の3つの事業開発に取り組む予定です。
この新規事業開発の一番目に挙げられているのが、「経営とITの連動による新しい価値創造」です。つまり、われわれJMASの役割はますます大きく重要になってくるのです。
一貫して経営に役立つことを掲げ広い事業領域で活躍
JMASが本格的に活動を開始した当時は、大型コンピュータの全盛期でした。われわれがソフトウェアを開発し、大型コンピュータを動かし、どれだけ生産性向上に寄与できるかが大きな開発テーマでした。われわれは常に経営に役立つことを根本としていますが、まず取り組んだのは本格的なSE教育でした。
それは、われわれが行っているソフトウェア開発という事業が、お客さまが購入する前に目に見え、触れることができる、いわゆる「モノづくり」ではないからです。われわれが行っている事業は「しくみの構築」であり、現場で働く人、一人ひとりが看板を背負い、きちんと目的を理解して働けるようにするためでした。専門技術力に加えて、信頼関係を構築できる「誠実さ」こそが重要だと考えたのです。
このお客様との信頼関係をベースに、現在では特に金融分野で蓄積したノウハウを活かして強みを発揮していますが、製造や流通、商社や出版、ITベンダーの製品開発など、非常に幅広い分野で顧客の経営を支援しています。また、導入前のコンサルティングから仕組みの構築、定着、運用・保守、改善まで、一貫したサービスを提供しています。
すでに社会のインフラになったITですが、問題は"何に" "どう使うか"です。経営革新と生産性向上というテーマは変わらずにありますが、ホールディングス誕生の新規事業開発で謳っている「経営とITの連動による新しい価値創造」に、われわれは今後ますます注力していきます。
自己成長のモチベーションと誠実さを重視
経営に役立つITを実現するため、私たちが皆さんに求めるものは何か。それは、入社前のITの知識ではありません。ソフトウェアとして表現する技術やテクニックは、入社後身につけられます。
大切なのは、自分を磨くモチベーションや意識があるかどうかです。1年後にどうなっていたいか、恵まれた環境をどう利用するか。こうした意識を持っているかどうかです。
また人間性では、誠実な行動ができるかどうか、高い倫理感を持っているか、何事にもきちんと向き合う姿勢を持っているか、バランス感覚を持っているか。こうした点を重視します。
就職活動期間は、見方を変えれば企業側が無料で話し合う機会を提供してくれる期間でもあります。これほど自己を成長させる良い機会はありません。いろいろな会社を見て"会社を評価してやる"というぐらいの気概で臨んでください。乗り越えられない壁はないはずです。そして、「縁」があって働きたい場所は、必ず見つかるはずです。