INTERVIEW
SYSTEM ENGINEER

髙橋 慎典

Yoshinori Takahashi

SI事業本部
2015年新卒入社

自らの技術で
目に見える価値を

原点は、中学時代に夢中になったゲームプログラミング

髙橋がプログラミングに出合ったのは中学時代のこと。友人の家に遊びに行った時に、本棚にある一冊の本に目を奪われたのだという。『13歳からはじめるゲームプログラミング』。自分にもゲームがつくれるのか。好奇心からその本を借りると、一気にプログラミングの世界にのめり込んでいった。

「HSPというマイナーな言語に関する本でした。見よう見まねでサンプルのゲームをつくってみる。その程度でしたが、家族に自慢気に見せびらかしていました(笑)。自らの手でつくったものが動く。その感動が、ITの世界を志す原点だったのかな、と」

大学でも情報科学を学んだ髙橋。ただ、その技術をどこで活かすかを決めきれずにいたそうだ。IT企業はもちろん、就職活動ではさまざまな企業を見て回った。時には、まったく畑違いの機械系メーカーの面接も受けたのだという。

「自分がどこでなら力を発揮できるのか。そんなことを考えていたのですが、『何をやりたいのか』をひとつに絞ることはできませんでした。JMASを選んだ決め手は、金融向け・製造業向け・モバイルアプリと広範な事業を扱っていること。いろいろなことにチャレンジできることは大きな魅力でしたし、JMASと仕事で付き合いのあった父親が、その仕事ぶりや人の魅力について話してくれたことも後押しになりました」

大規模プロジェクトは、プロの絆を育む

現在は、SI事業部でECサイトのフロントサイドの開発を担当している。誰もが知っているアウトレットモールや、アパレルブランドのECサイトなど大規模プロジェクトに参画する機会も多い。髙橋にとってとくに印象的だったのは、とある大手流通グループのオムニチャネルサイトの開発だ。同システムのテストを横断的に任され、AIを活用した自動化プログラムを駆使して、プロジェクトの品質向上と効率化に貢献した。

「家に帰るタイミングでプログラムをセットして、翌日出勤した時にはテストが完了している。そんな手法を提案・実践しました。このお客様はスーパーマーケット、アパレル、生活雑貨など多様な事業を展開しているため、連携するシステムはきわめて複雑。開発をスムーズにすることは重要な課題でしたから、確かなやりがいと手応えを感じることができました」

こうした大規模プロジェクトには、多くのIT企業が参画し、多様なプロフェッショナルが顧客先に常駐して開発に臨む。企業の枠を超えて、同じ目的を抱き、よりよいものをつくりあげる。その現場は何より刺激的で、喜びに満ちたものだと髙橋は語る。

「自社の中にいるだけでは、気づけないことも、学べないこともあります。そして、何よりひとつのプロジェクトを完遂した後は、企業を超えて絆みたいなものが生まれるんですよ。こうした大規模プロジェクトで出会った仲間たちとは、違うプロジェクトで顔を合わせる機会も多いですからね。プロ同士が『また、一緒に仕事ができるね』なんて声を掛け合う瞬間に、この仕事の醍醐味があるのかもしれません」

大切なのは、学び続けること

自らの技術を架け橋に、数多の絆を育み、社会に確かな価値を届ける。この仕事はエンジニアに大きな喜びと誇りを与えてくれるものだ。髙橋自身、日常の中でそれを実感する機会が多くあるという。

「たとえば、友人と買い物に出かけた時に、自分が開発に携わったECサイトのポスターが貼り出されていることがあります。『あ、この前、これやったんだ』。そう指をさして言えること、目に見える価値を創り出せていることって、とても幸せなことだと思います。中学時代に家族に自慢した時の感覚。それと同じようなものかもしれませんね。やっていることのレベルは、比べものにならないですが(笑)」

充実した日々を過ごす髙橋だが、ここまで決して順風満帆だったわけではない。入社して間もないころは、プロの開発のすごさを目の当たりにし、試行錯誤を続けていたのだという。

「学生時代にプログラムを経験したことは仮説を立て、検証し、理解していく上でアドバンテージになってはいますが、それだけで一生食べていけるほど、プロの世界は甘いモノではありません。だからこそ、面白いし、人生を懸ける価値があると思うんです。大切なことは、学び続けること。理系出身であっても、文系出身であっても、それは同じです。JMASには頼れる技術者がたくさんいて、誰もが献身的にサポートしてくださいます。私自身、これから入ってくる若手メンバーの悩みを解消し、その成長を後押しできる存在でありたいと思っています」

PROFILE

情報科学部情報工学科卒業。中学時代からプログラミングを始め、大学でも情報系の知識を学んだ。入社以来、数々の大規模プロジェクトに携わり、多くの人々の暮らしを支えるECサイトをつくりあげた。現在は、サブリーダーとしてプロジェクトの成功とチームの成長を支えている。さらに知識を深め、後輩たちを教え導けるような人材になることを目指す。